美術部に入部していた時のハナシ
こんにちは。ばたおです。
高校時代、僕は硬式テニスだけじゃなく、美術部にも入部していました。絵は下手だけど書くことは好きだったので…。
実際に大阪私学美術館に出展したことがあります。今回は美術部にいた時のお話。
時期は学校の夏期講習
美術部は、7月中旬くらいまでに絵をかかないといけませんでした。(うる覚えだけどたしかそのはずだった。)
納期がきたら、絵を美術館に搬入しなければいけません。わざわざ丘の上にある学校から、天王寺まで行くのです。クソ暑い時期に。
搬入を行う時期は、夏休み…ではなく学校の夏期講習の時期でした!僕は2類のコースにいたので、夏期講習に絶対参加でした。
夏休み後の夏期講習参加はどの学校でもあるんじゃないでしょうか。(なかったらごめんなさい。)めんどくさいよね。
ハナシを戻しますが…絵が描けたらみんなで絵を出展!既に絵は美術館に送られているので、現地に行って、絵を飾って出展するだけです。
行くまでの道のり
現地は、天王寺にある大阪市立美術館。てんしばや、天王寺動物園の近くにあります。天王寺動物園へ行くことができるルートを通っていくのですが…ちょっとした変なことが起きました。
制服を着て、みんなで歩いていたのですが…突然、自転車に乗ったおじいさんに話しかけられました。
「頑張ってな!応援してるで!」
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
突然、まったく見知らぬ人に笑顔で応援されたので、びっくり!思わず、「は、はい!」と答えてしまいました。
こんな経験は初めてなので、驚きと困惑で一杯の高校時代の僕。このことを友達に話したら、
「たまに俺も話しかけれられるよ。なぜか1000円もらった。」
と言われ、あぁこれが大阪なんだなと勝手に納得しました。
いざ展示!
いろいろあったけど美術館に到着!先生や部長の指示に従い、はしごを使って上の方にまで絵を載せていきます。
フックをかけて、いろいろやって…ようやく全員分の絵が載せれた!
色んな学校も展示をしていたのだけど、すさまじい絵がたくさんありました。本当に同じ年代の人が描いたの?と思うくらい凄い作品もありました。
色んな絵を見学もできたし…あとは帰るだけ!
さぁみんなで学校へ帰ろう!となりました。…が、ある事件は起きます。
みんなとはぐれた!?
美術部の数人のメンバーと準急の電車に乗り込み、学校に帰ろうとなっていましたが…後ろを振り返ると、誰もいない。
え!?ってなりましたよ・・・。だって美術部の大多数の人間がいないんだもの。
学校にはついたものの…僕を含む数人は焦っていました。だってみんないないんだもの。先生も、訳が分からずどうなっているのかそわそわしているような状態。
そんな状況で、いないメンバーたちから、ある連絡がありました。
「男の子が一人いなくなった!!」
え?っとなる一同…。
その後しばらくして、いなくなった男の子以外のメンバーたちが帰ってきました。彼らは準急じゃなくて、普通電車で帰ってきたのです。
先生が、彼はどうしていなくなったの?と聞くと…男の子の隣にいた生徒はこう証言しました。
「彼はちょっとジャンプ読むわと、カバンからジャンプを取り出して読んでいるのは見たんですが…降りた時にはもうすでにいなかったんです。」
いや、ジャンプをカバンの中に入れてたのかよ!!!
くっそ笑った。
先生も、「やっぱりあいつは美術部員や!」と笑いながら話していました。理解があってよかった。
ちなみに、彼は既に授業を受けていたそうです。めでたしめでたし。