自分のことを出来ない人間だと認めろ。
こんにちは。ばたおです。
突然ですが、みなさんは仕事や勉強、スポーツなどで、出来る人間だと胸を張って言えますか?私は不器用なので仕事ができません。威張って言うほどのことではないですが、自分が仕事できないことを認めています。今回は、私が仕事が出来ないことを認めた経緯を話しつつ、仕事が出来ないことを認めることのメリットを2つお伝えしようと思います。皆さんも、今回の話を期に、納得していただけた方は考え方を変えていただければ幸いです。不器用な人は要チェックかもしれません。
私が考えを改めた経緯
つい最近、私は仕事で数か月単位で失敗ばかりしていました。納期は数か月単位で遅れるし、周りはどんどん先に進んで技術や知識をどんどん吸収していくことを目の当たりにして、私は絶望と焦りを覚えました。
失敗が重なると、いつしか自分を強く追い込むようになってしまい、
「自分は何故できないんだ?」
「後輩よりもできなくてどうするんだ?」
「このままじゃ将来が不安」
「もうすぐ3年目になるのにこんなんじゃ不味い!」
日々目の前の仕事にがっと食らいつくも、焦りと不安が重なり、何度も失敗を繰り返してしまいました。負の連鎖ですね。この状況を何とかしたいと思い、知人に相談した結果、以下の言葉が返ってきました。
「ばたおは、不器用な人だ。仕事の成長速度なんて人それぞれ違うんだ。追い込み過ぎず、自分自身を見つめなおした方がいい」
そうか、自分は追い込み過ぎていたんだ。追い込み過ぎていたことを知ったことでかなり気が楽になりました。知人との会話後、私は自分自身を見つめなおしていたときに、気づいたことがあります。それは僕が、「仕事ができない自分を責めていたんだ。」と。ここから考えを改め、私は「部署内で一番仕事が出来ない人間」だと思うようにしました。
出来ないと思うことのメリット
第1に、心理的に気持ちが楽になります。できない自分を責めることをやめるわけですから、精神的に楽になります。私もこの考え方に変えてからは、仕事中に仕事が出来ないと落ち込むことはなくなりました。何故なら、承認欲求を捨てたからです。
自分ができないことを責める=誰かに認められたいことなのかなと思います。人間って承認欲求が強い生き物です。誰かに認められたい。仕事が出来ることを認められたい。そう思うから悩むわけです。
ですが、私は承認欲求は捨てました。おかげで気楽になれましたよ。「できない自分を責めるのではなく、どうすればできるようになるか」を考えるようになったので。
できないことをうじうじ悩むのではなく、どう行動すればいいかを考え始めたので、かなり気は楽になりました。
もし、承認欲求を捨てたい!ことをもっと知りたいのであれば、著書:嫌われる勇気をおすすめします。読むと、価値観が変わると思います。
第2の理由として、次にどう行動するかという前向きに進むことができます。私はこれまで人に頼ることをあまりせず、ひたすら詰まったら苦しむことを繰り返していました。誰かに相談もせず、一人で抱え込んじゃってたんですよね。
「自分で何とかしてやる!」という思いが強かった気がします。ですが、この考え方はもうやめました。
自分で何とかする考え方をやめて以来、先輩上司、後輩問わず、案が出たり、息詰まったり、わからないことがあったら相手の時間を頂いて、質問や意見を聞きに行くことが増えました。その結果、ダメなモノや良いものが短時間でわかるようになりました。
誤解を生まないように書きますが、自分の意見を持たずに「これどういうことー?」とか「何か案出してよ」なんて言いません。これは、頼るではなく甘えです。ちゃんと自分の意見をもって、相手に相談しています。これは鉄則です。
私も他人に頼りまくった結果、上司に案を見せに行っていい内容とはどんなものなのかとか、次に進むべき指針や、仕事で役立つテクニックを教わりました。
教わることに先輩後輩関係ありません。周りの人が自分よりもできると思っているから、聞くわけです。
全世界の不器用な人へ
私は自他ともに認める不器用な人です。普通の人なら1ヶ月や数ヶ月で覚えるようなことを、1年かかってやっとできました。2ヶ月3ヶ月でできる仕事は半年かかってしまう、とんでもないポンコツ社員です。自己肯定感も少ないし、自信すら失っていました。
しかし、私は諦めません。何度も失敗して転んでもこれまで必ず立ち上がってきました。諦めなければ必ず勝利に結びつくと信じています。
今日起こった出来事について話します。失敗した仕事を諦めずに勉強した結果、上司に褒められました。「以前よりも良くなってる!基礎がちゃんとできてる!」飛びあがるほどうれしかった。
諦めなければ、絶対に人は変われます。最終的には不器用な人は器用な人に勝つんです。器用な人は呑み込みが早い分、苦労が少ないんです。でも、不器用な人は苦労が多い分、失敗が着実に力になり、器用な人を上回ります。だから希望を持ちましょう。失敗しても必ず振り返って、次どうすればいいか考えればいいんです。次失敗したら次はどうすればできるようになるか、考えればいいんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仕事が出来ないと認めることで、気持ちはかなり軽くなったし行動も具体的に変わります。仕事仲間なんだし、みんなにもっと迷惑かけていいんです。迷惑かけて成長すればいいんです。2年、3年で一人前になることが当たり前だと思わなくていいです。私はきっと3年目も迷惑かけまくります。すみません。でも、圧倒的に成長します。
今回のハナシで、少しでもみなさんの人生の役に立つことができれば幸いです。それではまた。
今回のまとめ
・仕事が出来ないと認めることで、人生が変わる。
・自分を責めることがなくなり、気持ちが軽くなる。
・できないからどうすればできるか、前向きに行動することができる。